パドリング用ドライウェアの取扱注意事項

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ドライトップやドライパンツ、ドライスーツなどの取り扱い注意事項やメンテナンス方法をご案内します。
せっかくの高性能ウェアもメンテナンスを怠ると、本来の機能を発揮しなかったり早く傷みます。きちんとメンテナンスをして機能を発揮させ、長持ちさせましょう。

参考:ラテックスガスケット交換のご案内はこちら。

ガスケット(首や手首などのラテックスゴム)について

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ラテックスガスケットは、ぴったりと肌に密着して防水性を高めます。新しいドライスーツのガスケットは最初はきついかもしれませんが徐々に伸びてきますので最初から切りすぎないようにしましょう。最初は我慢できる程度でなるべくきつめで使用するのがおすすめです。また、きつすぎると感じても、すぐに切ってしまわずガスケットの開口部よりややおおきなもの(一升瓶など)をいれるなどの方法で伸ばしてから使うと良いでしょう。
それでもきつすぎる場合にはカッターなどで内側の線にそって切ってく下さい。切りすぎるとドライスーツの内部に水が浸入しやすくなります。

洗濯と保管方法

ドライウェアはきちんと洗濯やメンテナンスをし、適切な方法で保管することによってより長持ちします。

洗濯

・毎使用後、水道水で洗って下さい。着用したままシャワーを浴びると細かい部分まで洗えます。ガスケットやチャック部分は脱衣後しっかりと水洗いして下さい。
特に日焼け止めをご使用になった後は、充分に水洗いして下さい。日焼け止めに含まれる成分がガスケットの劣化を早める場合があります。
※乾燥機は使用しないでください!

・保管する前に内側も外側も完全に乾かして下さい。

・手洗いして下さい。洗剤を使う場合は、液体洗剤を避け、水で溶いた粉末洗剤を使って下さい。

メンテナンス

・パドリング用品は使用しない時も6週間ごとにUVテックなどの使用をオススメします。劣化を遅らせることができます。UVテックはウェアなどの生地本体、ガスケット、ネオプレンゴムにも使用できます。
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・生地に水がしみるようになったとき(生地に水がかかった時に水玉にならなくなった時)には、撥水剤などを使用しては撥水性能を回復させて下さい。
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・ジッパー部分にはZip Techなどを使用すると、ほこりや砂、塩分などのジッパーの汚れを落として動きを滑らかにし、ジッパーの防水性能の劣化を遅らせることができます。
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保管

④保管の際にはジッパーを全開にして下さい。閉じたまま保管すると防水性が損なわれる場合があります。
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⑥収納の際はできるだけ折りたたまずに丸めるようにして下さい。折りたたむ場合は、ガスケットとファスナー部分は折り曲げないようにしてください。ガスケットに折り目がつくと、そこから劣化や破れが起こる原因となります。
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※ドライスーツやドライジャケットなどは気温と湿度が高い場所、直射日光が当たる場所には保管しないで下さい。またガソリンなど揮発油類付近での保管も避けて下さい。劣化を早めます。

ガスケットは劣化します。通常2~3年で交換が必要です。交換は当店でも承りますので、お気軽にお申し付け下さい。交換には2週間ほどお時間を頂く場合もありますので、ご使用シーズンに入る前にチェックして早めの交換をオススメします。詳しい説明はこちら

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