川下りの装備

正方形

川下りの装備の最低限として、

・スローバッグ
・環付きカラビナ×1枚
・ウェビングテープ×1本

の3点持つだけでスカウティングやポーテージやレスキューの選択肢を飛躍的に増やし、それらをより安全にまたスピーディーに行うことができます。

細引き1本と環付きカラビナもう一枚追加すると(写真左)、緊急用として簡易ハーネスとプルージックを作って崖を下りたり登ったり、荷物やけが人の上げ下ろしができます。

川下りの装備

川下りに行くとき、スローバッグは持っていく人がほとんどだと思いますが、僕の場合実際スローバッグよりよく使うのがウェビングテープ。
クリークじゃなくてダウンリバーでも頻繁に使います。

個人的には、ボートの中に余分な荷物持っていくの大嫌い。少しでも減らしたい・・・。

みなさんの中にもそんな方いると思いますし、口外はしなくても心の中ではあまり使わない安全装備にあまりお金かけたくないって人も多いと思います。

でも、これぐらいのギアなら持っていくの全く苦にならないし費用もそんなにかからないです。

さらに細引き1本とプーリー2個追加すると(ギアの写真右)、これでカヤックがピンした時などにひっぱるためのレスキューシステム ”Zドラッグ” が組めます。
※Zドラッグを組むためのベストな装備ではないのであしからず。

リスクを抑えた川下り講習

3月に入り、パドリングシーズン、クリークシーズンが本格化する前に、カヤッカーの皆さんに少しでもリスクを抑えて川下りを楽しんでもらい、怪我や事故を減らしたいという思いで、リスクを抑えた川の下り方講習の企画をしました。

上で案内したギアの使い方もやります。

リスクを抑えた川下り講習

講習一回目となった3月19日には、カヤックスクールやカヤックツアーを主催する、グラビティの後藤さん、SWEET PADDLEのもっちゃん(石田さん)、一滴のアキ君(中村さん)に受講していただきました。
そして、第2回目は3月25日に開催。
今週末4月1日には3回目の開催をします。

4月1日については、まだ定員に空きがあるのでご興味を持っていただいた方はお気軽にお問い合わせください。

また、ご希望の日程での開催もできますので(料金は通常のレッスン料金と同一)、これからのパドリングシーズンに向けてご検討ください。

リスクを抑えた川の下り方講習(3月25日板取川)

ボートを降ろすリンコンさん@雑魚川
雑魚川、最後の堰堤ポーテージ
清津川ポーテージ photo by Daniel Brasuell