クリークギアのご案内

正方形

エキサイティング! アドレナリン! なクリークボーティング。 難しい瀬をクリアした時や、仲間とうまく連携しチームワークがうまくはまってゴールした時の充実感や達成感は何物にも代え難いです。下り終えた後に思わず仲間とハイタッチしたり抱き合ったり。

パドラーにしか楽しむ事ができないような素晴らしい景色に出会う事ができるのも大きな魅力。

山梨県その反面、クリークボーティングでは怪我や事故のリスクも高まります。それはなにも難易度の高い川に限った事ではありません。 プチクリーク(日本独自のこの言葉、僕はあんまり好きではありませんが・・・。)と呼ばれるような川でも事故や怪我は十分おこりえます。

水量が少なく落差がさほどなくても、ピンニングやブローチはありえます。 スカウティングやポーテージ中の転倒や滑落事故に流れの激しさは関係ありません。

リスク軽減のためには個々のスキルアップや経験値アップ、仲間との連携強化はもちろんですがすぐに身に付くものではありません。

クリークボーティングに適したギアを持つ、あるいは今使っているギアをクリークボーティングにより適したギアに変えることは(お財布との相談はありますが)初級者から上級者まで誰にでもできるリスクを減らすための有効な手段です。

そして道具によるリスク軽減には時間を要しません。即効性があります。それをしないのはクリークボーターとしての怠慢とさえいえるかもしれません。
クリークボーティングを楽しむパドラーは、ぜひ自分のギアを見直してみてください。

ボート

クリークボート

クリークボートというジャンルがあります。クリークでの安全性を考えられてデザインされているのは言うまでもありません。

普段、短いプレイボートにのっているパドラーがのると最初はコントロールに慣れが必要です。普段はプレイボートで下るような川でもあえてクリークボートに乗るなど、できる限り機会を作って乗って早く慣れましょう。

クリークボートは、当然ですがクリーク初級者から上級者までもちろんおすすめです。クイックなレスポンスのダウンリバーボートよりも ”ごまかし” がきくクリークボートはきっとあなたを助けてくれるでしょう。

ピラニア・Shiva、ジャクソンカヤック Karma、ウェーブスポーツ Recon、ダガー Nomadなど

ダウンリバーボート

フラットあるいはそれに限りなく近いボトム、まっすぐ立ったサイドのダウンリバーボートでも短いプレイボートに比べればリスクを抑えられます。

水量の多い爆裂系ビッグウォーターではスピードがあってホールパンチしやすいなどクリークボートより向いている面もあります。

またクイックなレスポンスを求める上級クリークボーターであればコントロールする楽しさもあるでしょう。スキルの低いライダーがのると何かと ”くらいやすい” と思います。

ピラニア・Burn、ジャクソンカヤック ZEN、ウェーブスポーツ DIESEL、ダガー Mambaなど

ブーツ

なかなかピンとこないかもしれませんがブーツはかなり重要です。スピリットで開催するクリーク講習でもブーツの重要性を強く訴えています。

クリークボーティングでは、プットイン・アウトのハイク、スカウティング、ポーテージ、レスキューと歩く場面はかなり多いです。

また、泳いだ時のことも考える必要があります。泳ぐのは沈脱時のみに限らずスカウティング、ポーテージ、レスキューの時にも時には泳がなければなりません。

水の中で脱げてしまうブーツ、河原やおうとつのある地面を歩くと痛いような薄い底のブーツ、つるつると滑る靴底のブーツ・・・。こんなブーツではボートを降りての全ての行動にいつも不安がつきまといます。逆に、性能の高いブーツを使う事でボートを降りての様々なシチュエーションでかなりのリスク軽減ができます。

ASTRAL RASSLER ASTRAL BREWER
Astral russler Astral brewer
ファイブテンのアクアステルスを使用しグリップ力抜群です。しかも軽い!
ひもなのでしっかりと締める事ができ、水中で脱げる事もありません。

ヘルメット

耳無しのヘルメットから、耳有りあるいはフルフェイスのヘルメットに変えるだけで怪我のリスクを減らす事ができ、大きなデメリットもないのに変えないのはなぜ??

本場アメリカでは、川の難易度に関わらずフルフェイスのヘルメットをかぶっているクリークボーターを見かけるのは珍しい事ではありません。

穴が開いてなくつばのあるヘルメットは、ピンニングした時に呼吸を確保してくれる可能性もあります。

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スローバッグとナイフ

クリーク行くのにスローバッグ持ってないパドラー、仲間を助ける気がないのかなと疑っちゃいます。

スローバッグを持っててもナイフを持ってないパドラー、スローバッグによるリスクも勉強してください。スローバッグ携行時は必ずナイフも携行しましょう。

スローバッグはウエストベルトを使っての携行を推奨します。(ロープ流れ出しのリスクもあります。) スカウティングの時にきちんとロープ持って行くクリークボーターならわかると思いますが、いちいちボートから取り出して持ち歩くのは面倒なものです。

また、スカウティング時にロープを携行しないとそのままバックアップにまわる際に、いちいちボートまでロープをとりに戻らなければならず本当に面倒な事です。

クリークボーティングではいかに時間を効率よく使うかもリクス管理のひとつ。スローバッグはウエストベルトを使っての携行を推奨します。

【NRS】Co-Pilot Knife 【NRS】Pro Guardian Waist Throw Bag
nrs-knife nrs-throwbag
数年使用していますが、素早く使えてかつシースから勝手に外れるというような事は今まで一度もありません。 ガーバーのリバーショーティーは、ゴムひもなどをつけないとすぐにシースから抜けて紛失します。 ウエストに装着できるので素早く使え、かつロープが勝手に流れ出さないよう収納できます。 1/4ダイニーマ使用。破断強度1,130kg。最悪の場合崖の降下などの補助ロープとしても使えるでしょう。

エルボーパッド

ひじを打てば痛いです。特に日本のクリークシーンではエルボーパッドでひじを守るのは非常に有効です。

【NRS】ELBOW PADS
【NRS】ELBOW PADS

PFD

カタログを見て性能について考えすぎるのは時間の無駄です。それよりも常に新しいPFDを使う様に心がけてください。
PFDは長く使用すると中のフォーム材がへたって気泡がつぶれ浮力が落ちます。
クイックリリースベルトがついて、体にしっかりとフィットするものを選びましょう。

【ASTRAL】Green Jacket/グリーンジャケット サンディーライン フリーライドPFD
【ASTRAL】グリーンジャケット 【Sandiline】フリーライド PFD 

クリークムービー(日本)

Kayaking in Japan 2012

ダイジェスト

part1 群馬・紅葉峡など

part2 新潟・中津川など

part3 長野・雑魚川など

part4 新潟・清津川など

part5 群馬・四万川、山梨・西沢渓谷など